どうも、悪役にされた令嬢ですけれど
」のレビュー

どうも、悪役にされた令嬢ですけれど

/佐槻奏多

う~ん…

ネタバレ
2023年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ いい話なんですよ。それはわかってるんです。ただ…他の方も仰ってましたが、展開が遅いです。このテンポだと、原作有コミカライズの醍醐味が損なわれてしまうのでは?原作既読組としては、序盤のエピソードがコミックス2巻分使っても終わってないのは、進み方が悪いと言うしかありません。2巻なんて肝心のラスボス(?)影くらいしか出てないし。多分ヒロインがうだうだ考えてたり、知人友人に言い訳するところにページを割き過ぎなんですよ。友達だからとか頼り過ぎちゃいけないとかしつこく出てきて、正直それさっき見たし…となります。文字だけならまだ流れていくんですが、絵でそこを繰り返されると面倒くささでヒロインへの低評価に繋がってしまいます。ゆっくり進むのが魅力の作品は多々ありますが、この作品にはそれは当て嵌まらない気がします。というか、ゆっくり丁寧に描くポイントはそこじゃない、と。描き手さんの問題なのか、これでOK出した編集さんの問題なのか、もっと他に問題あるのかはわかりませんが、もうちょっと流れをよくして頂きたいなぁというのが2巻読了時点での素直な感想です。
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