可愛いすぎて泣ける

セール特集でこの作者様の作品に辿り着きましたが、振り幅がすごいですね。絵柄？作風？としては結構骨太な物が多いように見受けられますが、こちらの作品では見事なショタを描き上げています。それもなんと言うかキュルルンっていう狙ったショタと言うより、雛鳥のような守りたくなる感じの…。母性本能をくすぐるとはこの事ですね。 ★表題作のショタは康平くんという名前なのですが、この康平くんがむちゃんこ可愛い。独特な言葉遣いをする康平くんですが、それがすごく個性的で最後までブレてないのが作者様すごいなぁと思いました。たまに狙いすぎてどんどん終盤で性格変わっちゃってる子とかいるじゃないですか。そういうのがないんです。 ★あとここからは個人的に好きな場面語りになるのですが(笑)、ホラー苦手な康平くんが、ホラー映画のDVD？のパッケージ見るだけでマナーモードみたいにブルルと震えてしまうところ(笑) あと、康平くんの親友がもう1人出てくるのですが、その2人のやり取りが可愛すぎて泣けるんですよ。中でも2人が並んで上目遣いしてるコマがあるんですが、それが本当にもう燕のヒナみたいで可愛いすぎるんです。他にも小さいコマの中でデフォルメされた2人が「んー」「んー」ってお互いに掴み合ってる(すごく可愛い喧嘩してる)ところがあるんですが、また表情が可愛すぎる(笑) これは是非実際に読んで皆さんに見て欲しいところです。それにしても康平くんのお相手のサラリーマン、正三さんの理性にあっぱれですね。こんなにしっかりしてる人なら、安心して康平くんを預けられますね(?) ★表題作の他に、床屋を舞台にしたおにショタものと、スカートのプリーツ好きなガッシリDKとそのクラスメイトが出てくるDKもの、あとガチムチな叔父さんと甥っ子(ショタではない)のお話が入っています。どれもエチまではしてませんが、キスとお触りがあるものもあります。