このレビューはネタバレを含みます▼
まず、私は作者である雨穴さんのファンです。YouTubeの動画はすべて視聴済み、SNSもフォローしており、雨穴さん原案の「何かおかしい」もシーズン2まで全て観ております。この「変な家」も動画の段階ではすごく楽しめたのですが、小説は買って損したと感じました。
★★★雨穴さんの事は知らないけど評価が高いので購入を検討している方へ
★評価の高さ=作品の出来の良さではないと断言しておきます。高評価のほとんどが、普段小説を読まない層かYouTuber雨穴のファンです。そもそもこれを小説と呼べるのかも疑問です。
★まず驚くほどページ数と内容が薄いです。普段から小説を読み慣れている方にとっては、まったく物足りないと思います。価格と釣り合っていません
★動画では気にならなかった文章にも稚拙さを感じました。途中から登場人物が一気に増えるのですが、端的に記述されている割にややこしくて頭に入って来ません。雨穴さんは小説家ではなくウェブライターなので、これが限界なのかな…と正直感じてしまいました。
★この作品は無理やり・ごり押し・推測で出来ています。物語の90%が台本のような台詞形式で進んで行くので、人物の心理や感情は分かりません。淡々と進行し、最後は根拠のない推測で終わります。
購入の参考になれば幸いです。