愛しのクズダーリン
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愛しのクズダーリン

朝野まひろ

時間が待ってくれないゆえの焦り

ネタバレ
2023年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公は念願の結婚まであともう一歩、というところまで来ていながら、イケメンヒモ男の影響によって足止めをくらっている状態が続いており、彼女自身の言動からは心なしか焦る気持ちが察せられる気がします。自分が思う完璧な理想の相手でありながらプロポーズされる見込みが薄いというのは、とてももどかしいですね。年齢を考えてきっぱりと諦めようにもリスクを考えると一歩を踏み出すことができず、そのままずるずると時間だけが過ぎていくことのむなしさが伝わってきます。
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