ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~
瀬野反人
このレビューはネタバレを含みます▼
4巻迄読了。他所購入作品の為参考迄に。1巻175p、2巻161p、3巻159p、4巻169p。各巻末に描き下ろし収録。
ケガをした教授の代わりにセンセイ、ハカバくんがガイドのススキと一緒に旅をしながら魔界の言語的&非言語的コミュニケーションの調査をしている。全く言葉のわからない者とのコミュニケーション、例えば猫にしろ犬にしろこちらもあちらも言葉はわからないが一緒に暮らしていると全てではないし、従属化したものかもしれないがコミュニケーションはとれる。全くの予備知識のないモンスターとの手探りのコミュニケーションがその難しさがよく伝わってきて面白い。淡々と続く色々なモンスターとの関わりは正直、途中、読むのに疲れてきたけど毎回、巻末の描き下ろし「教授の手記」が面白くて、良し次巻も!と読み進めた。4巻に入るとハカバくんの研究者となった原点の話やモンスターとのハーフ(?)のキャラが登場して来て進んでいるのに進んでないかのような内容に流れが出てきて良かった。
いいね