このレビューはネタバレを含みます▼
ファンタジー好きとしては、作品内容でかなり惹かれました。立読みがなくてお気に入りに登録。試し読みできるサイトがあったので読後、迷わず購入しました。ある理由から蜘蛛を殺さなければいけないという法の国で針子のフィンは生きにくい世の中、第五王子のグレンは女王に冷遇されていて、二人の境遇は似ているところがあったと思います。
フィンは蜘蛛の半妖としての特殊な能力を活かし、グレンは「悪役王子」を表向き全うしようとしていたはずのなに、お互い苦境に陥ってしまい…出会いからの過程からラストまで世界観に引き込まれました。初めて読む作者さんだからと迷っている方もファンタジー設定の作品が好きなら是非読んで欲しい作品です。