薬師に転生したのは、前世の「推し」を助けるためでした
このはなさくや/逆月酒乱
このレビューはネタバレを含みます▼
乙女ゲーム序盤で屍竜から神子を守り死亡するルードヴィク(前世の推し)を奴隷市場で発見したことから始まるお話。
奴隷市場から金貨でルードヴィクを買ったフランバニエ。
竜との死闘や奴隷の間につけられて傷をフランの作った薬で少しずつ癒しながら日々暮らすうちに想い合うようになり、2人はすれ違いながらも関係を深めていく。
そして失っていた右手を再生するエリクサーの材料を求めセレンディアに旅に。
ここまでジレジレしながらも順調な感じだったのに昔の知り合い達から突然横やりが入る。
特にリンネルが最悪...そこまで慕ってたなら何故ルードヴィクが奴隷落ちした時に探しに来なかったのか!
しかも、なんだかんだと疑ってたフランがエリクサーを作って皆の目の前で右手を治したにもかかわらず、あの扱い!
理不尽にも程がある~と、怒りを感じました。
でも、まあ結果ハピエンでなにです!
王道展開と言えばそうですが、面白かったと思います。
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