このレビューはネタバレを含みます▼
高山地帯の村の幼馴染み、なんでもできるモテモテのユノ×元気いっぱいな族長の息子・キリエ。いつも一緒の二人も結婚適齢期になり、村の女の子達の関心を一身に集めるユノが選んだ相手はなんとキリエ。ずっとキリエが好きだったユノと友達の延長のまま夫婦になったキリエ、それぞれ違う形をしていた「好き」が重なって本当の夫婦になるまでの優しいお話。絵が綺麗で衣装も目に楽しい。夫婦になってもキリエが好きになってくれるまで待つユノはいい男だけど、考えるより先に体が動くタイプのキリエとはなかなかペースが合わずにもどかしい。大きく話を動かそうと思えばできそうなことがいろいろ起こるけど、あくまで二人が真の夫婦になるまでに焦点を当てているので、終始穏やかで柔らかい雰囲気でした。体も心も近付いて、幼馴染みから夫婦になっていくのが甘くてとっても可愛かった。アイシャは村で再会するかと思ったら違ったのか。もしかしてスピンあるとか?