猫は窮鼠を溺愛したい 隠れ肉食系御曹司に独占される甘い夜
」のレビュー

猫は窮鼠を溺愛したい 隠れ肉食系御曹司に独占される甘い夜

花菱ななみ/うすくち

セ/フ/レ契約からの。

ネタバレ
2023年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵師さん買いです。女事業家ヒロインは金銭的に困っていたところ、ひょんなことから大企業の御曹司に出会い、融資と引き換えに身体を差し出す契約を結ぶ。所謂セ/フレだが、お互いを知るうちに惹かれ合うようになり…という話。はじめは典型的なセ/フレで快楽優先でしたが、徐々にプライベートに介入することで唯一無二となっていく過程が良かったです。ヒーローsideも豊富で、傲慢で尊大な態度が面白いほど柔和されていって、まさに溺れるといった感じでした。ヒロインはいい意味でサバサバしていて打算的。思ったことをウジウジ悩まずヒーローにぶつけるのは気持ち良かったです。ただ、事業提携の件は流石にサプライズはダメでしょ。事前に相談は必要だったと思うな。あれはヒロインが怒って正解。でも結果的には世のためになると折れたヒロイン偉い。最後はハピエンです。くっついた所で終わりなのでラブラブがもっと読みたーいって人には物足りないかもしれません。うすくち先生の挿絵はエロ可愛かったです。あ、オパール文庫にしてはプレイが結構ハードなので、特に道具に忌避感持ってる方は読まない方がいいかもしれないです。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!