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力強くも儚い
ネタバレ
2023年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼
作者さんの良い意味でのちょっと男臭さのある絵、戦争や学生運動といった世の渦の中を若者が揉まれながら時に戸惑いつつも逞しく生きるストーリー。
そしてその中で芽生える感情は恋心なのか、憧れなのか、同情なのか、執着なのか。
絵、ストーリー、どちらが欠いても成り立たない、絶妙なバランスの作品だったと思います。
作中で小さく描かれた、同性愛に対する冷たい視線は悲しくなるけどリアルで。お伽話なBL作品は結構スルーされてしまいがちな要素なのかなと思います。(作中登場人物がみんな普通に受け入れてるものが多い印象)
でも本作では、そんな冷たい視線を敢えて無視して今生の別を惜しむ2人の姿が描かれており、そんな2人の気持ちを想像して胸が締め付けられる様な気持ちになりました。
続きの下巻が楽しみです。
そしてその中で芽生える感情は恋心なのか、憧れなのか、同情なのか、執着なのか。
絵、ストーリー、どちらが欠いても成り立たない、絶妙なバランスの作品だったと思います。
作中で小さく描かれた、同性愛に対する冷たい視線は悲しくなるけどリアルで。お伽話なBL作品は結構スルーされてしまいがちな要素なのかなと思います。(作中登場人物がみんな普通に受け入れてるものが多い印象)
でも本作では、そんな冷たい視線を敢えて無視して今生の別を惜しむ2人の姿が描かれており、そんな2人の気持ちを想像して胸が締め付けられる様な気持ちになりました。
続きの下巻が楽しみです。
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yuki さん(女性/40代) 総レビュー数：4件
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