ある日夫が別人に~連日連夜注がれて~
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ある日夫が別人に~連日連夜注がれて~

日野塔子

そういうことだったのか!

ネタバレ
2023年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 事故後の夫(尚希)が別人化したのは記憶喪失のせいではなく、同時期に事故に遭ったフローリスト(草太)の人格が入り込んでいるからだなんて…。
尚希が事故後別人化して夫婦関係が良好になり、草太はヒロイン(唯)を狙う悪役になるのかと思っていました。
「草太と不倫関係になる展開は嫌!」
と思ってたらこんな展開。
日野塔子作品の黒髪男キャラかつ男のハーフアップという外見がどうしても苦手です。
性格と髪型が全然合ってません。あの髪型ならもっとチャラい感じでないと。
茶髪の社長といった尚希の設定は好みですが、人格破綻者かつ愛人を平気で作る所が読んでいて嫌になります。
同じ社長でも「囚われ」の八雲圭介、「⚫︎REC〜」の君島彰、アーネストといったキャラには魅力があったんですけどね。
悪役だけど圭介は瑠奈一筋だし、やっぱり愛人を作るのは大きなマイナスポイント。
尚希の人格は、このまま再登場しないことを祈っています。
これから先、草太の肉体に尚希の人格が宿る展開になると嫌だし、尚希が幽霊になって再登場といった展開も嫌。
日野塔子作品ヒロインの容姿をした女キャラがモブっぽいのも、今作の特徴ですね。
今後、重要な役割へと昇格するのかも知れませんが。
作者はもしや、あの手の顔を描き飽きたのでは?
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