99回断罪されたループ令嬢ですが今世は「超絶愛されモード」ですって!?
甲斐ろはる/裕時悠示/ひだかなみ
このレビューはネタバレを含みます▼
嫉妬のあまり聖女を貶めたとして主人公は
身に覚えのない冤罪で処刑される…が、
実はもう99回も同じ転生を繰り返していた。
聖女は強制精神支配ができ、普段は冷静に
物事を考えられる皇太子も周りの側近も
国民さえも聖女の言葉「強制」の力で
主人公に心無いしうちや暴言を吐いてしまうのだ。
100回目の転生で主人公は相手の心の言葉が
聞こえるスキルを手に入れ、この繰り返される
輪廻から脱出できる術を知る。
何度も主人公を貶め、処刑に導いた聖女の
内面の声さえも…。
主人公もツッコんだ聖女のブヒヒンセリフが
また憎たらしい。1巻で一区切りしたの
はいいけれど残された皇太子や主人公を
愛していた家族や周りの人が救われてないのが
気になりました。
このあと続きながら皆が幸せになってくれれば
いいけれど。
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