このレビューはネタバレを含みます▼
彼が大好きすぎて、己を偽って都合のいい女でいようとするラウラと、それを当然の様に受け取るルーウェリンという、クソ重い上にこの時点で面倒だな!?と思ってしまうヒロインとただのクズでは!?となるヒーローなんですが、読んで行くうちにというかもうルーウェリン出てきた時点でアッヤバイな?の片鱗があって、ラウラが健気じゃん!ラウラがうざったいギリギリを攻めてるのも全部ルーウェリンのせいじゃん!てなるし、ルーウェリンは頁捲るごとにヤバイ!この人ヤバイ!ラウラ逃げて!!となるくらい無自覚の執着がすごいです(笑)自覚してからはさらにすごくて、ラウラにベタ甘なのにこれまでの己の行動のせいで信じてもらえないっていうまさに自業自得!ラウラはもう少しルーウェリンの言葉を信じてあげて、となるくらいなんだろう自己肯定感?が低くて、誰がどう見ても両思いなのに、お互いだけが両片思いみたいになってて、それがなんとももどかしい。ラウラにはいつか心穏やかにルーウェリンを受け入れられる日がきてほしいんですが、ルーウェリンは一生不安がっててと思います(笑)