官能小説家は愛を我慢できない 畳の上で何度も、何度も(分冊版)
御井ミチル
このレビューはネタバレを含みます▼
まだあどけない少女だった真白ちゃんの事をずっと思い続けてきた官能小説家の皇一郎さん。真白ちゃんは大人になり親の旅館の若女将になる。そこの離れに住んでいる皇一郎さん…大人になった真白ちゃんを見て燃えに燃えて濃厚チューからのやたら濃い大人な展開にw
官能小説家だからなのか、百年の恋が実ったみたいな瞬間なのか、皇一郎さんの欲求は止まることを知らず、二人はドロドロにグチャグチャになっていく。
長年、しかも幼少期からヒロインの真白ちゃんに目をつけていたのが怖い。
なんと言うか粘着力がハンパないのに、『この男を泣かせたら可哀想だ』と言うイミフな展開になっていく。内容的には一歩間違えたらホラー。でもどんどん読めてしまう面白さと怖さがたまらなく良い。
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