勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う
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勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

深山鈴/ホトソウカ

たぶん、流れがうまくない

ネタバレ
2023年11月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻の途中でギブアップ。その場その場で話をたぶん独立して作ってて、一個一個のエピソードは読めるんだけど、そのつながりが不自然で違和感が生じている。そこまでの流れみたいなのを意識してないんだと思うけど、話が急に展開する。設定とか一個一個でみるととてもいいんだけど。最強種って、モンスターかビースト?設定なんだけど、人間社会での位置づけ曖昧なままで、盗賊団の情報を持ってたら変じゃない?人族扱いならそれはそれで変だし。イベントとかエピソードを1巻の途中でも盛り込み過ぎで没入する前に展開が飛ぶ、どう考えても一個一個の描き方が不足して浅い。初対面の冒険者視点のときとか、そう思うか?モブは普通に逃げるだろ、とか、使役獣が呼びに来てそもそもそこにみんなで来るか?って。僕は心理描写もそんな感じで現実感が見いだせなかったです。
あと、主人公視点でも、冒険者の常識、こういうもんを語り出すのがあまりに早いし。なりたてでなんもわからんの数ページ後に冒険者とはこういうもん的な書き方になってたり。なんか、つながってない感じがして無理でした。
エピソードとかイベントとかつながりとかをもう少し丁寧に書いたらいい作品な気はしましたが。
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