このレビューはネタバレを含みます▼
年取った分、身勝手な奴らばっかりだ!ぷんすこ。
2巻まで無料だったので、読んでみました。
「鉄の女」と呼ばれ、男に「俺と仕事どっちが大事だよ」と言われる仕事人間な30歳独身女性主人公・藍と、姉の再婚相手の連れ子で父親から放任主義というよりもネグレクト気味な養育を受けて今回も父は海外出張、義母(姉)共に藍に存在を押し付けられた社会保護対象になり得る男子高生・凪沙の半年間に及ぶぎこちない探り合いからの、寂しさから共依存寄りに寄り添っていく大人は汚いを実感する同居生活ストーリー。大人に振り回される凪沙がたいへん不憫で愛の手を差し出したくなるほど可愛らしくてたまにドキッとする仕草を見せる16歳…にしては幼い気がする。天然も入っている大人に染まりきってない青い感じがいい。藍は母と姉の影響なのかなんであんなに仕事優先になったのか分からないが、自分が寂しいから癒すために恋人を作って逆に相手に寂しい思いをさせる、結婚に向いてない人間だと思う。あと、出てくる人がすべからくデリカシーがなくて「恋人いるのか」「結婚したのか」なんてプライベートな質問よく気軽に聞けると感心してしまう。癒しは凪沙だけだー!健やかに育っておくれー!続きは続きは…うーん。