劣情に溺れる檻~エリート脳外科医の一途な執愛~
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劣情に溺れる檻~エリート脳外科医の一途な執愛~

臣桜/岡舘いまり

最後の伏線回収。

ネタバレ
2023年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 197ページ挿し絵なし。花屋と看護師の二足のわらじで頑張る妙齢のヒロインは、ひょんなことから出会った医師と急速に惹かれ合い婚約を果たす。そんな幸せなタイミングで、ヒロインは何者かに危害を加えられ記憶喪失となり…という話。前半は急展開ではあるもののなかなかダルくて読むのがしんどかったですが、後半からどんどん出てくる新情報と新展開が目まぐるしくついて行くのが大変でした。トドメは最後のヒーローsideです。思わず「うわぁ…」と声が出ました(苦笑)恐ろしい、強い(苦笑)一方のヒロインについていくつか言いたいことが。その一、記憶喪失直後、ヒーローに状況を説明され受け入れるの早すぎ。普通こんなイケメン高スペックと婚約してたなんて信じられないと思う。その二、病室で大きい声で喘ぐなし。いくらVIP室とは言え相当響くよ。その三、命狙われてるのに軟禁状態に不満とか危機感無さすぎ。当然記憶にない男にノコノコついて行くのもおかしい。その四、自分と母親を散々虐げてきた父親の死を悲しむとかどれだけお人好しなの。以上ですが、それ以上にヒーローが突き抜けていたので全部吹っ飛びました(笑)細かいことは深く考えちゃいけない系のお話だと思います。ヒーローだけに注視してお楽しみください。
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