真の聖女である私は追放されました。だからこの国はもう終わりです
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真の聖女である私は追放されました。だからこの国はもう終わりです

鬱沢色素/ぷきゅのすけ

ザマァがしょぼい…

ネタバレ
2023年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤に「王国が破滅への道を辿っていく」みたいなこと書いてあったけど、結局王国は破滅しないし、革命が起きて王朝が変わるわけでもないし、バカ王もバカ王子も大したお咎めもなく地位は据え置き、バカ王子に至っては王位継承権もそのままでしかも色々しでかしたレティシアと結婚するという。
身分を捨ててとかならまだわかるけど、ちょっと…この国は法とか犯罪の概念ないの?
あげくリンチギハムと何か友好関係っぽくなるしで、ほんっとーに何も破滅してない。

破滅への過程が見たくて、しかも割りとマメに破滅に向かう描写が入るから確実なザマァがくるだろうと思って読んでいたのに、上記の有様で…
せめて「破滅」じゃなく「危機」ならば確かに一時ピンチだったから矛盾した内容にはならなかったのに。
そしてそうだったら私もザマァを期待して読むことはなかったのに。
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