王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います
南乃映月/狭山ひびき/硝音あや
このレビューはネタバレを含みます▼
面白そうなタイトルに惹かれ購入。実際面白い。もう、何度読んだことか。本当のおバカさんは誰なのか?自分の言ったことを忘れてしまっているアランは、もちろんポンコツ王子なわけですが…こうなるとレモーネ伯爵のあの大げさな感じが目に付きます。どう見ても賢そうではない自身の娘ティアナの教養を自慢し、ティアナのほうもどうしてそう自信満々に行動できるのか…そっくりで残念な親子、まぁ、そこも面白いところです。何にせよ、バカのふりをさせられていたオリヴィアの幸せを願うばかり。テイラー(このキャラ大好き)の言うように、私もサイラス推しです。ただ、3巻最後、アランも何かしら思うところがあったよう。4巻では冒頭から凄いことになりそうな予感、凄く楽しみです。そして、オリヴィアとサイラスに平穏で幸せな日々を…
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