ハッピー・オブ・ジ・エンド
」のレビュー

ハッピー・オブ・ジ・エンド

おげれつたなか

1000文字じゃ伝えきれない

ネタバレ
2023年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ インスタから流れてきて黒髪美人に釣られて購入。
すごい漫画‥。何度も何度も読み返してる。
普段レビューなんてしないのに、せずにはいられない。
浩然の過去があまりにも痛くて苦しくて。浩然の過去のところと、千紘がマヤに捕まるところは片目でしか見れてない。けどコメントしたい。
浩然が千紘と暮らしていくうちに「普通」の生活を知っていく。
千紘が作ったご飯を食べて、「不味いけどうまい」って。心に残るセリフだなと思ったけど、3巻まで読んで改めて読み返すと、心がギューと切なくなるセリフなんだよなぁ。。
浩然にとって食事なんて今まで食べて出すだけ(上からも下からも)のものだっただろうけど、千紘と暮らしてどんどん浩然の心が溶かされていくのがすごいグッとくる。
またこの浩然の箸の持ち方!
今まで酷い生活してて、箸の持ち方なんて誰も教えてくれないよね。
ここからお菓子のおもちゃのネックレスや、浩然のお母さんの事があって、どんどん浩然と千紘の心が近づいていって、極め付けが線路に寝っ転がるシーン。
「考えんのめんどくせーよ、お前は?」って言った後の千紘の表情!
なぁんでこんなに穏やかなのよ!何度も何度もここのシーン見てしまう。漫画ってすごいよ。セリフがないのにこの表情が全てを表してるよ。
「痛いよ千紘」って泣くシーンも、3巻まで読むとすごいセリフなんだよねぇ。今までもっともっと痛い目にあってて、痛いなんて思わないようにしてたのに。
あとは浩然の裸を初めて見た千紘が「あったか」いうところ。すごいよこの漫画。何回も言うけどすごいよ!
千紘、浩然に出会ってくれてありがとう。
千紘がいるから生きていける。ほんとにそれがめっちゃ伝わる。もちろん千紘も浩然がいなきゃ生きてけないけど、でもほんとにさ。浩然の生きる希望なんだよ。こんな言葉でしか表現出来ない自分の語彙力が悔しい。
新宿って、こんなマヤとか浩然とかみたいな人、やっぱりリアルにいるんだろうなぁ。苦しいね。
3巻で完結したけど、2人が一緒に暮らして、ごはん一緒に食べて、笑って、お出かけして、一緒に寝て、そんな穏やかな日常をずっと想像してる。
千紘が冬に鍋作って、シメがうどんで。
うどん嫌いなのにって思うけど食べたらめっちゃうまい!って思う浩然を想像してしまう。
実写映画化してほしい。もう1000文字じゃ書ききれない!
いいねしたユーザ6人
レビューをシェアしよう!