主人公が読後感が、最高に気持ち悪い

この作者と私の価値観が合わないだけなので、いちいち評価を下げるレビューを書く必要はないのだけど、高評価ゆえ知らずに購入して、同じ気持ちになる人がいたら可哀想すぎる。
何が気持ち悪いって主人公が、実の兄を殺した人を「お兄ちゃん」と呼び、実の兄のように恋人として暮らしていくところ。
愛してしまうのは仕方ないけど、お兄ちゃんではないだろう？
2人の時くらい名前で呼んでやれよ。
この作者の他の作品もそうだけど、最初はパリッとしていた主人公が、どんどん狂気のように依存して執着するところが本当に気持ち悪い。
殺人のくだりは、漫画だし、どの立場で読むかによって善悪が違って見えるのは、そうなるように作者が描いているから仕方ない。