このレビューはネタバレを含みます▼
初コミックスおめでとうございます。好みの絵で、楽しみにしてましたが、甘い☆5です。と言うのも、1浪、2留年中の大学院生の夢来に、こんな子供だったらどうしたらいいの?!と、ドン引きしてしまったから。それだけ、遠慮なくしっかり、モラトリアム中の夢来が描き込まれていたという事なんでしょうが。
同じ1浪で、仲良くなった夢来とほたる。夢来が2浪している間に、ほたるは社会人になりました。学生時代はだらしなく、いい加減に楽しんでいた二人ですが、社会人となったほたるは、当たり前に、ちゃんと社会人として生活します。当たり前なんですが、夢来は、ほたるが変わってしまったと感じて、身勝手に拗らせます。親には家を追い出され、ほたる宅に居候しているにも関わらず、身勝手な思考で身勝手な言動。それでも、何故か離れられない二人は、もう共依存の域に入ってるんだと感じます。大人になっていくほたるを受け入れられず、自分では嫌がりながら、都合良く子供のままでいようとする夢来は、途中までホント引きました。この27歳はどうなって行くのか?と心配しきりでしたが、ほたるとの関係が友情以上だと、はっきりしてからギアが変わります。脱、モラトリアム。ホント、心配しましたよ。ほたるも、なんだかんだと夢来を離さず、自分しかいないと自負がある。やっぱり、共依存だな。ちゃんと良いところに収まって、安心しました。身体からギアチェンジなので、エチもしっかり。愛溢れるエチが見れます。お顔の繊細なキレイさからはちょっと想像しなかった、ボディの方はムキに近くて肉感的でした。