このレビューはネタバレを含みます▼
1話読んだら続きが気になって結局全話読んでしまったのですが凄い話でしたし登場人物がみんなやばいwその中でも秀司がやっぱダントツでしたね。
人にも物にも、自分の生にすら執着しなかった人間が陽真だけは側において、更には死に際に『これで陽真は自分を忘れられない』という感情を抱き、麗華に陽真を託すという秀司の激重感情ぶりをどう受け止めればいいのかまだ自分の中で答えが出ません。
単純に見るならカイくんが言ってたように恋愛感情が一番近いんでしょうけど(5巻の表紙でも秀司は陽真を見てるし)秀司は陽真には一切性的な感情はないので、だけど友情と呼ぶには暗くて重すぎるし……どんな感情であれ秀司が最期に思ったように陽真は秀司のこと一生忘れないし、忘れられないんだな〜。
秀司にとって麗華は数いる女の中では一番好きで特別で(それこそ結婚して嫌いな子供を作ろうと思うくらいには)だけど唯一ではなかったのかなと。
もう何年かしたらもう一度読み返したい作品です。