こっそり妖精と会話していたら極上王太子の愛され妃になりました~真摯な殿下は溺甘で熱烈です!?~
」のレビュー

こっそり妖精と会話していたら極上王太子の愛され妃になりました~真摯な殿下は溺甘で熱烈です!?~

熊野まゆ/史歩

なんか惜しい感じ。キャラが浅い。

ネタバレ
2023年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全体に説明不足。

妖精とか魔法の設定とか、この二人の国のこと、彼らの世界や時代での常識的なこととか、何もかも説明が足りなすぎるから、読んでいてもうまくイメージできず、文字だけを追う感じになって、物語に入り込めませんでした。

二人以外の登場人物は契約妖精くらいで、一応当て馬と悪役令嬢は出てきたけれど、お約束の意地悪や陰謀にしてもなんかチャチで、盛り上げるための要素とはいえ、あんな中途半端なんだったら、もういっそそういう波風一切なく、二人の恋が進展する様子とか、その心情とかをもっと丁寧に描いてくれたらよかったのにって思いました。

キャラたちの個性がいまいち浅いし、あちこち説明不足でいろんなことがいまいちピンと来ないから、どんなシーンも展開も退屈で後半は読むのに飽きてきました。
二人のイチャイチャも結構あったのに、共感できないから心に響かないし。

ラノベの書き下ろしって当たり外れが大きすぎる。
イラストもなかったし、面白そうと期待していただけに残念でした。
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