このレビューはネタバレを含みます▼
面白かった、義理の兄弟ものです。
お互い男連れのところに遭遇、あちゃー…な始まり。時生（弟）が男もいけるバイと知り、小さい頃から親代わりに面倒を見ていた兄としてはちょっとショック。優介（兄）の、お世辞にも恋愛運が良いとは言えない恋人遍歴を知っていた時生、まさか相手が男だったとはと驚くも好奇心が覗く。兄であった優介に性的な興奮をして戸惑い距離をおくも、自分の気持ちを自覚してからの真っ直ぐにぶつかってくる時生が良い。優介は、葛藤もあり失いたくない気持ちにも気付いて結局はくっつくんですが、何ていうか話しの転がし方が面白い。印象的な場面や台詞の描き方も。
先生の他作品にも手を出そうと、作家検索したら全作品持ってた（アンソロジー参加作品は除く）。自分の中では驚きで、作家フォローしてないのに揃えてしまってる魅力は何だ？逆にフォローしてないのは何故だ？と。読み返し、気付いたのはストーリーが面白い、展開の描き方が良いんだなー。フォローしてなかったのは絵柄（ごめんなさい！）がタイプでは無かったからかと。でも、好みの絵柄じゃ無いのに面白いと感じさせ、全作品揃えさせてしまう先生の魅力凄くないですか？今更ながらフォローさせて頂きます…。
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