二人の未来が明るい方向に進みますように

ネタバレ

2023年11月18日

このレビューはネタバレを含みます▼ イラストやタイトルからキラキラしたファンタジー系ラブストーリーなのかしらと思っていたのですが、いざ読んでみたら読み続けるのがしんどくなるくらいに重いテーマの作品でした。

本来なら青春を謳歌しているであろう高校生のヒロインとヒーローが、毒親のエゴによる支配から本当の自分を誤魔化したり押し殺したりしながら生きている様に胸が締め付けられましたね〜。居場所のない二人が共に過ごすようになり、徐々にお互いがかけがえのない存在になっていき、かすかな希望の光が見え始めたところで毒親が・・・という非常に気になるところで終わってしまい、続きがすごく気になっています。

「さよなら嘘つき人魚姫」という過去の自分と決別するような意味合いのタイトルなので、二人の未来が明るい方向に進んでいってくれることを信じたいし、切に願っています！

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陸殿さん

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