愛してはいけなかったのに 御曹司は幼馴染みを諦めない
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愛してはいけなかったのに 御曹司は幼馴染みを諦めない

麻生ミカリ/芦原モカ

一途なヒーローと残酷なヒロイン

ネタバレ
2023年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高評価だったので購入しましたが、ワタシ的には突っ込み所多くあまり楽しめませんでした。まず物語の根本になってしまうのですが、ヒロインが自分の気持ちにウソをつき、自分だけでなくヒーローの事も傷つけている状態が長すぎると感じました。夏衣との約束に囚われるのも未熟な学生時代くらいまでなら納得できますが…。ヒーローと離れ離れになるときに身体を許すのも残酷だと感じました。いい大人になってからも現実から逃げるヒロインの部分は読んでいて読者の気分も落ち気味で良くなかったです。後半、手紙を読んだ後は急に素直になって、エッチシーンでは恋愛上級者のようにヒーローを求める様子は違和感を感じました。控えめで慎ましやかなキャラは何処へ行ったのでしょうか…。やっぱりただのTL小説だったのかと少し残念に感じました。その他も突っ込み所多くて、申し訳ありませんが私は星3とさせていただきます。
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