愛日と花嫁
」のレビュー

愛日と花嫁

渚アユム

ふたりの過ごす「愛日」

ネタバレ
2023年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 尊い…(合掌)。「愛日」という季語の意味を知った時、これほどまでに2人にぴったりな言葉はないと納得しました。元々は違う生き物で、知らないところがあって不安になるのも、お互いの違いを愛しく感じるのも、かけがえのない存在である証だと思います。ルカの村の子どもたちの成長を見ると、時が止まってしまったルカの未来が心配になるけれど、クロや生まれてくる子ども、神様たちが、きっと不安を溶かしてくれるはず。かけがえのない「愛日」を見届けたいです。
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