後悔するならご勝手に~あなたの選んだ聖女様とどうぞお幸せに~【単行本版】
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後悔するならご勝手に~あなたの選んだ聖女様とどうぞお幸せに~【単行本版】

井村なるみ/桜井ゆきな

【追記あり】あなたが選んだ道なのだから。

ネタバレ
2023年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻では一応役者が出揃った、というところまで。
「あなたの選んだ聖女様」が、どうぞ偽物であってくれー!と望んでいます。「聖女」を婚約者としたフレディが王太子になる様に見えましたが、そもデイジーに支えられて今の地位にあるフレディですからね、直ぐにボロが出るでしょう。表紙を見るに、デイジーのお相手は生徒会のライアンになるでしょうが、彼の身分は公爵令息。身分を隠した隣国の王族とかであれ!と願います。優秀な第二王子の差金で、デイジーは昏睡状態に。第二王子は、これで第一王子の対応を見ると言ってますが、何故?恋に溺れたアホ第一王子がデイジーを顧みる事など無いのは火を見るより明らかなのに。アホ王子には廃嫡というザマァ展開を期待します。その時「あなたの選んだ聖女様」は側にいてくれるかなー?【追記】2巻!後半で第二王子ジェイク様から滔々と説明がございますが、王妃様がアホ第一王子のフレディと聖女の茶会に乱入したのは、とりあえずどの位アホなのかを「確認」しに来たのみ。ここでスパッと断罪してくれるのかと思いきや。焦らすなぁ。アホ2人は気付く事も無かった様だが、王妃はサクッと捨て台詞も吐いている。「こんな機会は二度と無いから(聖女が)ドレスの心配をする事も無いし、デイジーが側妃になる事も無いから、あなたの許しも必要ない。」と。5分程前に聖女はアホ王子にドレスを強請り、デイジーが雑務を受けて、王子にも愛されないという条件なら側妃になる事を許す、などとのたまっていたのだ。王妃の応えがそのまま2人の未来。彼らは二度と高貴なる王妃と茶を飲む事は無いし、デイジーは側妃どころか嫁にも来ないだろうと。ああ、第二王子のジェイク様が優秀でとても良い男なので、彼が後継者となり、デイジーが正妃でいいじゃん!と思うのだが。表紙の彼、ライアンがいる。我らがデイジーを委ねるのに適した男は誰なのか。気になる次巻で決着つくかな。
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