王道中の王道

ネタバレ

2023年11月26日

このレビューはネタバレを含みます▼ 王道のまん真ん中を真っ直ぐに直進するようなお話しです。名門伯爵の嫡男でアルファ、13歳で一人称が『私』ってそれは無いでしょって感じですが、文句無く優秀で格好のいい彼。受けのオメガも最初は覚醒してないけど、学年一の美人で外国の良家のお坊っちゃまでアルファと同等なくらいの逸材で人望あり、で攻めの一目惚れされちゃいます。受けを助ける感じでそういう関係になり、距離を縮めていき、受けの危機に颯爽と現れ、愛する人を救い出す攻め。悪役は見事な程に小物で情け無い人物。受けの少しの勘違いはあるけど最後は相思相愛でめでたし目出度し。受けは自分がオメガだという事を皆んなに知らせそれでも学校のキングに選ばれるとか、二人で始めた事業はとても上手く行き、娘も生まれて、それでもまだ見苦しくらいラブラブとか、もう全てが上手くいく展開。サラッとBLオメガ王道の安心出来る葛藤も無い物語を楽しむことが出来ます。お話しが英語圏なんで父親が二人の場合1人はパパでもう1人はダディが一般的ではないでしょうか。

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武田清正さん

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