夜の生き神様とすすかぶりの乙女
」のレビュー

夜の生き神様とすすかぶりの乙女

蒔々

よくある設定・よくある二人と美しい絵

ネタバレ
2023年11月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最近流行の和製シンデレラであり、時代としては江戸時代くらいの雰囲気で、ありがちなお話ではあります。

虐げられた血脈の少女が、とある特別視されている美しい青年に贔屓される事で巻き起こっていく嫉み・嫉みのなかで二人が絆を深め合っていくというよくある話です。

これもよくある設定ではあるのですが、主人公は長い間虐げられていた事もあり、自分を卑下しており非常に気弱ですぐに青年に保護されます。その分青年はそしりを受けるのですが気にしないようにしているようです。

…イラストも美しいので特に難があるわけではりませんが他の物語などでこう言ったお話を、すでに見てしまっている人・特にツボではないという人は「またかぁ・・」という感じで物足りないのではないか?とも思われます。

私はこう言う話は特に好きというわけでは無いので一冊目でごちそうさまです。逆にこう言うお話が好きな方は、味変化のような感じで読んでみられるとハマると思いますのでおすすめですよ。
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