夫婦の距離は0.05mm ~ゴム越しに愛されてる~(分冊版)
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夫婦の距離は0.05mm ~ゴム越しに愛されてる~(分冊版)

はやしだちひろ

凄いヒューマンドラマの作品で面白い🙂

ネタバレ
2023年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初お見合いでイケメンで高学歴高収入のパーフェクト男の正臣さんとトントン拍子に結婚したみちるさん。ところがエッチの時にゴム手袋をハメ始めてまじキモ‼と思いました。ただの性癖かとおもいきや正臣さんには暗い過去が。とにかく話の展開のテンポもよく読み放題で16巻一気に読んでしまいました‼あまりに正臣さんがクズすぎて別れてしまうのではと思いましたが、意外や意外、みちるさんが彼の心に寄り添い彼を見捨てることなく彼の卑怯で愚劣な行動を知っても彼の心を救うべく最後にはお義母さんとたたかうことになります。そんなたたかっているみちるさんに少しずつ正臣さんも心を開くようになります。とにかく正臣さんのお母さんがジョーカーすぎる🙂結局不義の子供だった正臣さんを自分のマスコットのように扱い、自分の立場だけを一番に考えるモラハラの塊のような女性でした。でもこのモラハラ義母よりも上手だったのが正臣さんの父親。のほほんとした父親で正臣さんが不義の子供であることや、自分の出来損ないの兄弟と関係を続け快楽を貪っていた過去も実は知っていたという大ドンデン返しが待っていてスカッとしました👢二人の間に男の子が生まれて正臣さんが肩車して夫婦で歩く後ろ姿でこの話は終わります。
肩車している正臣さんの表情は描かれていませんがきっと子煩悩なパパになったのではないかと思います。みちるさんとの出会いで自分の存在を許しありのままの自分を受け入れることが出来た正臣さん。末永く幸せになってほしいです。
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