元構造解析研究者の異世界冒険譚
」のレビュー

元構造解析研究者の異世界冒険譚

桐沢十三/犬社護

目が滑る

ネタバレ
2023年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 7巻完結ですが、途中から目が滑りまくるのでパラパラと読み進めました。全く面白いとは思わなかったです。
イザベルとマリルとシャーロットで目まぐるしく場面が移り、有象無象の登場人物がそれぞれの舞台でたくさん出てきます。ぼやけたような絵柄に加えて特徴の薄い登場人物が多いので、終始「誰?」と感じたまま読むことになりました。
コマ割りも投げやり気味で三分割しただけのコマ割りもあります。そこに情報が多すぎて目が滑るので、読むのが辛いですね。
マーベリック?メーベリック?なんだっけあの恐竜。中盤であっさり倒しますが、最終巻までいつまでもストーリー軸のほぼ中心にあってくどいと感じました。
バツンバツンと場面が飛ぶと他の方も仰っていましたがその通りでいきなりなんの脈絡もなくチョンマゲに羽織袴の殿様も出たり更には侍ゾンビも出てきます。これ丸々カットでも良かったんじゃ。
原作通りに描いたなら、原作があまりにも破綻してるんかなと思います。逃げずに完結まで描ききったところは評価します。そこを加味して星2つ。次回作はまたフラットな目で読みますので頑張れ。
途中で投げるヤツいるからね、あれはダメだよ。
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