さよなら、偽り恋ごころ
」のレビュー

さよなら、偽り恋ごころ

いさか十五郎

攻めの表情が良い

ネタバレ
2014年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻目を購入したら、台詞やキャラの表情の描き方がツボで、一気に残りも買ってしまいたした。

一番好きなのは、親友だと思ったのにいつも男から好かれて襲われるパターンに陥る壱岐と、壱岐が勤めているオフィスビルのレンタルマットを担当しているNo.1営業マン、天海の話。

天海が見た目固そうなんですが、仲良くなるにつれ、意外と手が早くて、ドスケベ。
受けの壱岐はそのギャップにやられちゃってるんだけど、彼も可愛い顔して意識半分、ほぼ無意識に天海を煽っちゃったりして、そのやり取りが濡れ場シーンを見せられるより何だがエロいなあと感じました。
この作者さんは、直接的な濡れ場シーンより、ふとした瞬間の攻めのギラギラした余裕のない欲情した目や表情をエロく描いてる気がします。思わずドキッとさせられます。

ストーリー的には結構無理矢理なところや矛盾しているところもあるので、ストーリー重視の方にはその点で満足できないかも。
ストーリーではなく雰囲気重視の方にはオススメです。
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