待っていました

１巻から４年越しの２巻。単話の続巻は出ているのに、単行本は一向に配信されず、このまま２巻は出ないのかも……と心配していたから、２巻が発売されて良かった。


正虎以外に四人の恋人がいる須賀は普通に考えたら最低な男なのになぜか嫌いになれず、須賀を一心に愛している正虎がいて、須賀自身も正虎を大事に想っているのに五股しているのはどうしてなのか、その理由や過去が２巻で明かされ、須賀を嫌いにならなかった訳が分かった気がする。

でも、治三郎や正虎はいいとして、傲慢で粘着質な青井と付き合っていたのがどうしても解せない。五股している状態から始まっているストーリーだから、それぞれとの馴れ初めが描かれておらず、会っている時間やデートなどの描写が極少のキャラもいて五股にする必要性が薄いなと思ってしまったのが残念。