ブラック国家を追放されたけど【全自動・英霊召喚】があるから何も困らない。
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ブラック国家を追放されたけど【全自動・英霊召喚】があるから何も困らない。

六志麻あさ/へいろー

いや、全自動はさすがに…

ネタバレ
2023年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全自動で物事が解決する、亡霊と魔界の魔獣みたいな人間と関係ないもんで完結してるし、主人公はそいつらが取り憑いてるだけの存在で、主人公さえいれば国が栄えて、いなくなった国は衰退する…って、主人公、いるだけの置物アイテムじゃない?
1巻の途中でギブアップ。
正直、主人公の役割って、人である必要すらないし、アイテムで充分。主人公が判断するわけじゃなく全自動対応って。
さすがにそれは物語として成立するか?英霊と言っても、すでに死んだ過去の人なわけで。
文章とかはわかりやすくて読みやすいんだけど、読んで得るもんが何も無いというか。1人の人間が持って生まれた特殊能力で国を盛り立てて依存してってそれは普通は悪役キャラの設定でしょ。そうなるのはよくないよね的な脇役でしょ、普通は。
しかも、努力してそういう能力を得たわけでもなく、血筋でって。そういう人がうまくいく物語に対するニーズがわからない。
いや、さすがに判断は主人公がとか主人公がサクセスストーリーをする理由があるのかなーと思って買ってみたけど。完全に血筋のタナボタって。全自動はさすがにきつかろう。うまくやっといて、で、全部うまくいく設定はどうかと。
なお、文章とか話の流れは読めるし、わかりやすいです。僕には理解できませんが、そういうタナボタのサクセスストーリーが読みたい場合はよいかも。
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