ストロベリーなデイズ
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ストロベリーなデイズ

カキネ

わちゃわちゃで大混乱

ネタバレ
2023年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昔ながらの商店街で育った年齢がバラバラな子どもたちが一つのグループのように仲良く育っているのは凄く微笑ましかったけれど、いかんせん、人数が多すぎるし、暖と陽菜斗の恋愛(暖の片思い)を仲間たちが応援するにしても、そこに小6が混じるのは違うと思う。


家庭の事情で陽菜斗が簡単に人を信じられなくなり、親しくなってもいつかその関係が壊れてしまうかもと不安になるのは仕方ない。でも、暖から自分だけに向けられた好意や優しさに全く気付かず、それが暖を傷付けているということにも気付かない鈍感さにムカムカとしてしまう。

転校前に一番仲が良かった大芽が現れてからの陽菜斗は本当無理。暖から貰ってばかりで何も返せないなんて殊勝なことを言っていたのに、返すどころか拒否ってるじゃんと思ったらもうイライラがMAX状態。

しかも、ただでさえ登場人物が多くて混乱しているのに、大芽の見た目が暖寄りで違いがあまりよく分からないから読んでいて大混乱。2巻冒頭あたりに人物紹介とかあったら読みやすかっただろうな。


好きな作者さんだから作者買いしたものの、小学生の描き方や扱い方、陽菜斗の態度などで☆1にしてしまいたいところだけれど、暖の一途さは良かったので☆3。
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