DINKsのトツキトオカ 「産まない女」はダメですか？（分冊版）
北実知あつき
このレビューはネタバレを含みます▼
DINKs主義者の方には申し訳ないけれど、この作品について言えば、ヒロイン(妻)の考え方が理解できないです。
確かに恋人時代に妻はDINKsでも良いの？って確かめてからの結婚だから妻の主義を通そうとして数年後に旦那から｢考えが変わった…｣と言われたり、避妊具に小細工されて怒るのは仕方ないけれど、でも、人の気持ちって変わるものだから旦那さんの気持ちもすごく理解できる。
お互いに愛し合っていたら尚更で、｢子供欲しいなぁ…｣って少しも感じない妻の気持ちの方が私にはちょっと理解しづらかったです。
ホントのホントに妻は微塵も気持ちは変わらないの？、
このまま一生2人だけで良いの？って思ってしまいました。
一生2人だけで良いカップルも当然おられるのでそれはそれで良いですが、この夫婦みたいに妻にとっては望まない妊娠だろうけれど、気持ちが変わらないのかな？。
妻は多分、妊娠したことより、旦那の裏切りが許せない気持ちの方が強いから、離れてしまった感じなのかな。
私自身、あることで産めなくなってしまったので、この夫婦のように少しでも産める環境があるならば正直な話、出産を考えて欲しいな…と思いますが。
この場合の旦那さん、確かに旦那さんの約束反故でものすごく腹を立てていますが、そこまでそんなに怒るのですか？。
ものすごく優しくて奥さん大好きなのに、旦那さんが最低！という意見が多いけれど、かえって旦那さんの方から去ってしまわないのが不思議なくらいだと感じるのは私だけなのかな…。
妻は家を出てしまったけれど、今度は旦那さんの周りにも新たな不穏な人物が出てきたから、このままだと浮気疑惑なども出てきそうで私個人としてはこの夫婦には別れて欲しくないから、妻がもっと寄り添って欲しいと思いました。
なのでこの作品は賛否両論あるからどちらが正解とは付けられない作品だなと思いました。
いいね
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG