O sole mio
」のレビュー

O sole mio

tomoka

泣いた

ネタバレ
2023年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ テーマが少し(?)重いです。
始まりは「少し変わった芸術系の学生と世話好きな管理人さんの恋愛」的な、よくある話かな?と思ったけど、とんでもないものを引いちゃった、という気持ちです。
主人公は幼い頃に虐◯を受け、大切な母親を病気で亡くし、その苦しみから逃れたいという気持ちからもう1人の自分が生まれる…所謂「多重人格」ってやつですね。
苦しみから逃れるために作られた人格なので、その人格のほうが苦しいという気持ちを全て請け負ってしまう。
苦しい時に出てきた人格は、元の人格を守りたいという気持ちがあったが、だんだんと「なぜ自分だけがこんな辛い目に遭うのだ」と憎しみを覚える。
そんな時に出会った管理人さん。
この方との出会いが主人公の辛かった人生の行く先を変える。
BLジャンルだけど、普通にドラマティックなお話の漫画として読みました。
あとタイトル!
なぜこのタイトル?と思って意味を調べたら、なるほどー!!です。
途中とても苦しかったけれど、とても良いお話でした。
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