このレビューはネタバレを含みます▼
絵は文句なく美しいです。漫画もお上手です。
ハルに降り掛かる、不条理で身を裂くような辛い展開の先に、どんなカタルシスがあるのかと思いドキドキしながら読んでいましたが、何もありませんでした。
とても残念です…。
思想が乗っていても気にせず読みますが、この作品はフェミニズムだとかそういうところにまで辿り着けてはいないと思います。
打ち切りのような感じなので、原作でもっと先まで読めば答えが見つかるのかもしれませんが、テンポの良い漫画で読むならば耐えられましたが小説でこの内容を読むのは少し自分にはきつそうです。原作者様には申し訳ないですが…。
ですが作品を完走されたことは素晴らしいと思いますので作画担当の山田先生には敬意を表します。
次回作も楽しみにしています！
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