金獅子王の寵愛オメガは笑わない【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】【電子書籍限定SS付き】
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金獅子王の寵愛オメガは笑わない【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】【電子書籍限定SS付き】

柚月美慧/にむまひろ

某大人気シリーズと設定が酷似しすぎてる…

ネタバレ
2023年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 評価を下げてごめんなさい。あくまで一読者の個人的な感想です。普段は基本合わないものはそっ閉じでレビュー書かない主義なのですが、どうしても。「はなれがたいけもの」にキャラクター設定が酷似しています。それが気になって全然お話の内容が頭に入って来ず。こちらはオメガバで、シークレットベビーものなんて幾らでもあるじゃない、様式美だよ、と思うかもしれませんが、受け攻めの口調や考え方バックボーン、子どもの口調(特に登場時と最初の方、その後は「ナントカなんだわ!」等、独特に変わっていく)など、こんなの言いそうだな~やりそうだな~のオンパレードでした。いや…はなれがたいけものが好き過ぎて、私が過敏なのかと思います。すみません。もし先生が意図なく完全オリジナルとして書かてれいるのならば、先生に罪はありません。でも編集の方が一言助言して頂きたかった。同じBL小説業界で、しかもこのお話の単話1話配信時には、はなれがたいけものはシリーズ化もされていた人気作だった訳で…。「先生、この元傭兵だったとか、強くて美人で学がないのに記憶力抜群で…燃えるような赤毛とか、子どもが5歳で大好きなぬいぐるみに『ランランもお着替えするのよ~。今日はお星様のズボンを履きましょうね』と語りかけるシーンなど、似ている作品が既に世に出ていますよ!」と編集さんが助言してあげるべきではないでしょうか。特に起承転結でいう起の部分は本当に似ていると私は感じました。私も色々な作品を読みますし、オメガバでシークレットベビーで強くて健気な美人受け、包容力ある溺愛獣人攻め、大好きです。大好きなんです。だから、この作品も買いました。何度だってオカワリしたいです。でも、今作はあまりにも設定だけが他の作品に似過ぎていて、でもその割に全然その設定が生かされていないように感じ、モヤモヤと。。。きっと、もう少しでも、特に受けの設定や子どもの様子などが違っていたら、ほのぼのオメガバ獣人シークレットベビーモノとして楽しめたのでは無いかと思います。
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