このレビューはネタバレを含みます▼
梶(攻め)が深見(受け)との相性の良さにハマってしまうところから始まる関係。梶がそんな自分に戸惑いつつ人間的にもじわじわ深見に惹かれていく様子が面白いです。やっと好きだと自覚した後も、まるで初恋のような不器用な接し方しかできない一生懸命な梶もかわいいです。深見が意外とクールでしっかり者だけど、人としてどこか欠落しているところが読んでいてもどかしいです。深見も深見なりに梶に向き合っていて、お互い少しずつ心の距離が近づいていくのに幸せを感じます。毎度ヤることはヤッているのに、ピュアラブな二人です。がんばれ!梶!(追記)13話の大喧嘩。二人の気持ちが複雑に交錯します。なぜ深見が関係解消を告げたのかイマイチよくわかりませんでしたが、それも15話でわかります。深見本人今やっとわかった気持ち、それを梶に伝えられたことにほっとしました。どんだけ不器用なんですかー!演出やモダモダしてる感じは平成のメロドラマ風だけれど、内容は惚れた腫れたの安っぽいものではないです。相手とはもちろん、自分ともどう向き合っていくか、温かい気持ちで見守りたくなる作品です。次は梶のターンなのかな。きっと深見も梶の根っこの部分が知りたいはず。ホントがんばってー!梶!