このレビューはネタバレを含みます▼
表題作のみ・237p。
率直に好みの分かれちゃう作品だなーと。一話目の中表紙に熱量を感じながらも、アイドルが推しバンドのダイスケにギターのレッスン代として身体を差し出すって…、先生の「繋縛」読んで無かったら作品紹介の時点で手を出さなかったかも。若干、引き気味で読み始めましたが、2話目、3話目と進むにつれ意外とハートを掴んできました。中盤、今更アイドルやってく葛藤に舐めた事言ってんなーとかも有りますが、祐樹のメンバーやダイスケが読み手の気持ちを代弁してくれますので。祐樹のアイドル部分やダイスケのバンドより、音楽そのものにフィーチャー、BLしてますが成長していく過程や熱血具合が少年漫画を読んでる気分にさせる。祐樹が漢を見せての告白とか私は楽しめましたが、甘くてトロトロだったり恋愛のジレンマを期待する方には…、ちょっと違うってなると思う。恋愛要素をメインじゃ無くして楽しむスタンスだと良いかもです。