愛さないといわれましても ~元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる~(コミック)
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愛さないといわれましても ~元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる~(コミック)

石野人衣/豆田麦

前世が元魔王の伯爵令嬢って新鮮です。

ネタバレ
2023年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ アビゲイルが魅力的で可愛い❥❥❥
コミカライズ作品は、試し読みして続きが気になったものは原作小説を読み、作品への興味も完結に至るのですが、この作品は原作読後、戻って来ました。
現在のアビゲイルも、魔王だった姿も可愛い…
ステラとサミュエルの容姿…髪型、服装も好きです。

原作を読み、アビゲイルは自分が強いと自覚したうえで、旦那様の強さを信じていること、旦那様との約束は守るという二人の信頼関係の根幹が少し漫画では伝わり難く、そこが残念でした。
具体的にはカガミニセドリの卵について、屋敷以外で魔物の話はしない。という約束を守り、侯爵邸では話さず、屋敷で旦那様に卵の話をしたあたり、アビゲイルが何を言い出すか解らないなりにも、約束は守っているとこを強調してほしかったです。

ヴァージンロード歩く練習も、アビゲイルは1度習えば出来ると豪語しているように、直ぐに習得していましたが、サミュエルが自分もアビゲイルと一緒に歩きたいと言い出し、ヤキモチから歩くのは妻のお仕事だから、サミュエル様はダメって微笑ましいやり取りがありましたが、そこもニュアンスが異なるというか…
微笑ましさがアビゲイルのヤキモチの相手がサミュエル様で、サミュエル様はアビゲイルが好き故に一緒に歩きたいと言う二人の感覚のズレから来るものなのですが…二人のワチャワチャで伝わり難く、そこもう少し浸りたいです。
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