Comic Lueurかつて女の子だった人たちへ
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Comic Lueurかつて女の子だった人たちへ

花衣ソノ/砂川雨路

いる…かも

ネタバレ
2024年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 身近な人の大事なものを小さな物から何から欲しいと思うと奪って行く。なんか居るなぁ って、記憶を手繰り寄せたらここまでじゃいけど似たような事されたなぁと思う経験が。そういうの頼み込むときの顔って、見下してるような反応を楽しんでるような顔 するんですよね。その時は気づかないけれどだいぶ後から、あー…あの時馬鹿にされてたんだ、と腑に落ちた。悲しかったけど。気付かない自分、鈍臭い自分を責めたりしたけど、とりあえずそういう事を自分がする側じゃ無いって事に安堵した。過去の出来事を思い返したり、なんか人ってそういうマウントみたいのとって安心する人居て、かわしたり回避する労力に疲れる時あるなーなんて考えながら読んでました。この物語では最終的にはやられた側がやり返す事で関係が終わる。多分、やり返すことはすっきりもした筈だけど、過去の事実を認めて受け止める事になるから悲しかっただろうな。でも今度こそ幸せを守れて良かった。離れて幸せになって欲しい
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