宮廷薬剤師の過保護な執愛~花開く幼馴染の煌めく祈り~
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宮廷薬剤師の過保護な執愛~花開く幼馴染の煌めく祈り~

吹雪歌音/甘海老りこ

映像化したら映えそう

ネタバレ
2024年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれて読みましたが、残念なことに挿し絵はありませんでした。タイトルよりもあらすじを参考にした方が分かりやすいです。
舞台は架空の国ですが、王制のある近代のフランスに近いような。ヒロインの経営するオートクチュールメゾン内でのお話が主で、サスペンス風味あり。縫製用語多く文体は硬めの印象。

理由あって、ヒロインの恋心と距離を置きたい気持ちが交互に出てきます。仕事も心も追い詰められる描写があって全体的に少し暗め…ですが、後味はよいと思います。
行為は同意あるけれど強引なときもあります。イチャイチャしていてほしい!て人にはおすすめできないかも。男性視点あったのは好みでした!

最後にどうしても気になったのは、お店の従業員達が嫌なお客にドギツイ呼び名をつけていたところ。高級店なのだから、たとえ裏側でももう少しお上品さがほしかった。
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