トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 よりぬき文庫
」のレビュー

トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 よりぬき文庫

雹月あさみ/ヨシタケシンスケ

無料試し読みだけで十分

ネタバレ
2024年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料試し読みをしましたが、購入するほどの魅力はなかったです。
まず冒頭の「証拠隠滅」の話は、意味深なことをしつこく書きすぎて、最初から殺人事件ではないことが分かりやすすぎてシラケました。というか、マンガの二次創作で似たようなストーリーを読んだことがあるので、のっけから二次創作レベルなのかとげんなりしました。
その他にも、トイレで用を足すだけの話があまりにも下品すぎて気持ち悪かったです。
一番最初の作者の挨拶文にも「下品な話もあります」とは書いてありましたが、それにしたって限度ってものがあるでしょ?
例えば子供に人気の【う◯こドリル】は、小学生レベルの下品さ(大人になった後は非現実的な下品さ)だから可愛いものですが、一人の人間の排泄シーンをまざまざと見せつけられるような書き方をする現実的な話は、ただただ気持ち悪いだけだと思います。
IOTの話とか、まぁまぁ面白いと感じるものもあったのに、つまらないもの・気持ち悪いものが圧倒的に多かったです。
たとえ100円の本だったとしても絶対に買わないと思います。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!