「一族の恥」と呼ばれた令嬢。この度めでたく捨てられたので、辺境で自由に暮らします～実は私が聖女なんですが、セカンドライフを楽しんでいるのでお構いなく～【電子限定SS付き】
狭山ひびき/漣ミサ
慧里
さん
(女性/30代)
総レビュー数：291件
このレビューはネタバレを含みます▼
疎まれているヒロインがヒーローの元に嫁がされ、「お前を愛することは無い」とお決まりの宣言をされ、なんやかんやあってヒロインの隠れた能力が発揮されヒーローと愛し愛され夫婦になる。よくある話。それに尽きます。強いて違う点を挙げるなら、このお話のヒーローはヒロインを嫌っているわけじゃなく単にヒロインよりも優先すべき仕事があったからなので……そこまでヒーローの印象は悪くないかな。領民を飢えさせないために仕事に邁進せざるを得ないところに新婚だからと愛情を求めるのはどうかと個人的には思うので笑。そしてヒロインは単に不遇なだけで別に悪役令嬢とかそういうポジションではないです。
それにしても……この手のヒロインは何かと後から凄い能力が発揮されたり偉大な肩書きを得たりした後で幸せになりますが…平凡なまま幸せになることは無理なのかと思ってしまいます。
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