流星シロップ
」のレビュー

流星シロップ

かわい有美子

人名多すぎイベント多すぎ

ネタバレ
2024年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子供の頃受けを守った寡黙な攻め×生徒会長の王子様。遠い親戚の幼馴染同士。受けから攻めへの愛がデカいパターン。あらすじ面白そうだったので購入。シリーズ2作目らしいのを知らずに購入しました。このカップルから読んだので評価が低くなったのかもしれません。まず、学園ものなので登場人物がとにかく多い。同部屋の6人分の名前と見た目を説明された時から、人の名前を覚えるのを放棄しました。しかも先生や生徒会メンバーなど、その後もどんどん増えていく人名と見た目の描写…。そんなに深くストーリーで関わるわけでもないのにいらないと思いました。あと前半はまだBLとして良かったですが、後半はかなり意味がわからないです。受けの両親のことや学園のイベントなど、種は巻くのにそこからの深い展開がないのでどれも『え、今のなんだったの?』という肩透かし。受けが生徒会長になって目立つイベントをしたから、母親や、中学時代の変態な先輩と再会するとかあるのかなーとワクワクしたのに何もなし。生徒会の会議で『近隣の女子校の人を招いての乗馬やピクニックのイベントをするぞ!』となったので何か一波乱あるのかなと思いきや何もなし(それどころか当日の詳しい様子すらなし)。応援団長になった受けが喉を壊したり倒れたりするシーンでは、『代わりに攻めが応援団長としてカッコよく見せ場を作るのかな?』と思ったらそうでもなし。前半に話の主軸になっていた攻めの背中の傷のことも後半全然ストーリーに絡まないし、場面展開だけポンポン進んで『END』の文字。ポカーンとしました。こんな気持ちになったの初めて😌あとこちらの電子だと挿絵もないのでおススメできない結果となりました。受け攻めのキャラは好みドンピシャだっただけにとても残念でした。
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