売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【コミックス版】
小椋あん/COMIC ROOM
このレビューはネタバレを含みます▼
最初の頃の王子は掴みきれないキャラだったり、段々とヒロインと甘くなっていくところとか…面白く読んでいたのですが、劣勢になり今のところまだかっこよくないです。
負け方がかっこ悪い。ストーリー設定のせいなのか王子のせいなのか。若い王子が一度負けるのが展開として必要なのだとしても、それに至るまでの伏線が弱すぎるからかあまりにも浅慮。
国を滅ぼしたいと言ってはいるけど国家の滅亡か王位簒奪なのかどっちを狙っているのか明確じゃないし、派閥?の中のたった3人の貴族と結託したところで国を牛耳ってる勢力と王を相手に敵国の令嬢を連れてきたところで勝算があるわけない。ましてや相手がやってる数々のことの証拠も集めてない。そもそもまだ10代のヒロインが国の権力を握るまでのし上がった男を傲慢だと侮るところがもう無理。
それからヒロインのライバル?がひとりで落ち込んだりきゅんきゅんしたりしてるところが多すぎていらない。
恋愛メインのストーリーなら仕方ないことなのかな。
これから話が動きそうなのでそこに期待。
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